名前の由来

誕生日

1995年1月17日

兵庫県南部を中心にマグニチュード7.3 震度7の大地震が発生しました。阪神淡路大震災です。

その日、その時間に出産のため母は川西市内の産婦人科にいました。

地震発生時、母はびっくりして陣痛が遠のいたほどの揺れだったみたいです。

停電で電気が止まった病院で、日が昇るのを待ち 午前7時50分に僕が生まれました。

名前の由来

その数ヶ月後の新聞に、崩れ落ちた瓦礫の中から新しい芽の草花が生えている写真を見て、

なんてたくましいんだ!」と母が思い、この子に草花のように強く、

人の心に希望をもたらしてくれるようにと願いをこめて

草太という名前を名付けてくれました。

震災と僕

写真提供:神戸市

1月17日になると学校の授業やテレビでは震災のことについての話、

家族や友人からは僕の誕生日として祝ってくれます。気持ちは嬉しいのですが

その反面、「つらいことや悲しいことを思い出している人もいるよな」と思うこともあり、

震災からは切っても切れない関係になっているようでしんどい時期もありました。

「果たして、おめでとうなんだろうか…」

「僕は生まれてきてよかったのだろうか…」

そう思うこともありました。

そんな時、母が僕に「あなたは亡くなった人の命の分まで、楽しんで生きなきゃね」

とよく言ってくれました。

「僕が楽しく生きていると喜んでもらえるんだ」と思うと気が少し楽になりました。

舞台に立つ前はその言葉を思い出し心の中で唱えると緊張が不思議と軽減されます。

役目

マジックショーの自己紹介の時に地震の日に生まれたことを必ず話します。

家族や知人からその日の出来事や話をいろいろ聞いてきました。

震災のことを知らない世代が今後増えていく中で

風化させないためにも自分なりのやり方で伝えるのも僕の役目だと思うので話すようにしています。

日常を大切に

震災で当たり前の生活が、いかにかけがえのないものであるかと痛感するみたいです。

・水が飲める幸せ。

・ご飯が食べられる幸せ。

・安心して寝る場所がある幸せ。

など…

コロナ禍でも生活が一変して

・行きたいところに行けない。

・やりたいことを思いっきりできない。

・会いたい人に会えない。

窮屈な生活になりました。

僕は震災を経験していませんが

コロナ禍にある今だからこそ、日常を大切にしたいと考えています。

最後に

僕はマジシャンをしています。

人に楽しんでもらったり驚かせたり笑顔になってもらうと幸せです。

そんな中、コロナ禍でマジックショーができなくなったりしましたが、

そのかわりマジック教室の依頼が増えたりブログやインスタグラムも

新たな気持ちで始めるきっかけになり楽しいです。

一人でも多くマジックの楽しさを知っていただき、体感してもらうためにかんばっていきます!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

では、また次回お会いしましょう😊👋

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