本格的なマジックを覚えたい!
そんな方におすすめの本
クラシックマジック事典を紹介します!
どんな人が読むと良いのか
どんな人がこの本を読むといいのですか?
本に初心者の入門書ではないと書いてあります。
最初に、この本でマジックを勉強しようとしていた人には理解しにくいところもあります。
なぜかというと専門用語・横文字が多めだからです。
僕も手品を始めた頃に読んだのですが、「 文字が多いな…無理だ…」と圧倒され挫折しました。
そして本棚にしばらく保管していました。
初めは、この本の良さが分からなかったのですが、
マジックを続けていくうちに、本格的にマジックを学びたいなと思い、
もう一度読んでみるとこの本の魅力に気付くことができました。
クラシックマジックとは
そもそもクラッシックマジックってなんですか?
この本に、このようなことが書いてあるよ!
クラシックマジックとは、いつの時代にあっても
出典:クラシックマジック事典
変わることのない評価のうける完成度の高い作品です。
トリックに年齢はない。
出典:クラシックマジック事典
クラシック音楽もそうだっ!音楽に縁のない僕でも
ショパンやモーツアルトなどの音楽はよく聴きます。
マジックもそれと同じで
時を経ても良いものは変わらないです!
クラシックマジックの特徴
今でもウケるのかな?
心配ないですよ!
こんなことが書いてあります!
それらが合わさると最高の作品になり、現代でも通用するマジックといえます。
僕も「本当かな?」と思っていたのですが
紹介されている作品『スポンジボールのコザクルーティーン』
を試しに僕のおじいちゃんに演じたところとても驚いてくれました。
あの時の、表情は今でも忘れられません。
現象のシンプルさが大切だと気付きました◎
新しいトリック
この本を読んでこの言葉を思い出しました。
マジック界最大級のコンテスト(FISM)で
3大会連続でグランプリを受賞した伝説のマジシャンの言葉です。
この本から学んだトリックで、自分のアイデアを付け加えると
新しいマジックに変わります。
「今だったらここの技法は、こうしたほうがいいんじゃないかな?」
「僕だったらこうするな」
と考えていくのが楽しかったです。
それが良いマジックになったのか分かりませんが…
また、現代のマジックの視点を持って読み込むことで、
素晴らしいものを発見できることが多いです。
本の内容
第1部:クラシック・マジックのアイディア
- ハン・ピン・チェン・ムーブ
- ツー・イン・ザ・ハンド&ワン・イン・ザ・ポケット
- ボール&ネット
第2部:クラシック・マジック・セミナー
- カード・アクロス
- スポンジ・ボール
- カップと玉
- コイン・スルー・ザ・テーブル
第3部:クラシック・マジックの近代的ルーティーン
- ロープ切り
- リンキング・リング
クロースアップマジックが大半ですが、
ステージでもできるマジックもありますね!
参考文献が書いてあるので、興味が出たマジックがあれば、
そこから調べるてより深く学べますよ。
参考になったマジック
どのマジックがおすすめですか?
どれも良いマジックだけど、
特にこの4つが参考になったよ!
・スポンジボール
何人かのマジシャンの手順例が載っています。
イラストがなく文字だけなのですが、再現しやすかったです♪
・高木重朗の5本リングの手順
リングは現象が複雑になりやすいですが、これはシンプルだと思います。
ただ、出来るまでかなり時間がかかってしまいました!
・ダイバーノンのスリーボール・トランスポジション
スリーボール・トリックを学んでいる時に、めちゃくちゃ参考にしました。
ここからひらめいたアイデアもあります♪
・ロープ切り
この本からロープ切りに興味を持ちました◎
練習の時のロープの消費量が多くて手芸用品店に
よく行くようになり店員さんと仲良くなりました(笑)
まとめ
この本は古典マジックのガイドブックです。
マジックを勉強や研究するためにはある程度、歴史知識・歴史背景が必要になってきます。
古くからあるアイデアなのに、「新しいアイデアだ!」と勘違いしてしまいます。
僕もブログでこの本を紹介するのにあたって、忘れてしまっていることが多々ありました(汗)
マジックは奥が深いですね!
僕もまだまだ勉強中です。
一緒に学んでいきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント、質問などもお気軽によろしくお願いします♪
では、また次回お会いしましょう!
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